2024年6月下旬、東京都あきるの市にある「Woodland Bothy」というキャンプ場へ行ってきました。
東京でキャンプ場?と思われるかもしれませんが、こちらはt東京と山梨の県境にある養沢という場所で、はっきりいって山奥です。
今回、東京のわたくしの母校で記念事業が開かれるため、やっさんとついでに行ってみようという話になったのです。
当然ながら、車でいくことになったのですが、休憩しながらでも愛知県から7時間ほどかかりました。
ちなみに、今回は、初のグランピングを体験させてもらうことに。
キャンプをする人にとってグランピングが邪道だという方もいっらしゃるでしょう。
はい、確かに違います。ただ、【百聞は一見にしかず】です。
こちらでは、3つの異なる宿泊体験ができるのです。
ひとつはグランピング、そして古民家、最後にテント設営ができるキャンプサイト(ウッドデッキ)です。
それぞれの場所が、独立しているので、お客さん同士が干渉しないことや、サウナ、ヒノキ風呂など、山の中にはいるとは思えないくらい設備が充実しています。
では、施設をご紹介します。
こちらが、今回、宿泊する施設のグランピングです。
周りは木々に囲まれており、独率した一軒家のようです。アジサイの時期だったので、とても満開でした。
ひとつひとつにこだわりを感じ、とても解放感あるお部屋です。ベッドはキングサイズが2台あります。
ウッドデッキも広いです。あいにく雨除けのサッシが壊れており、雨が降っていたので、ウッドデッキでの夕食は断念しました。
山の中とは思えないほど、お部屋には、あらゆるデジタル機器(プロジェクター、大型スピーカー、電気カーペット、ストーブ)等が揃っています。
無料でいただけるコーヒーや紅茶なども揃っています。
冷蔵庫(お茶が入っています)や浄水器(お水、お湯)も備わっています。
ドライフラワー等のインテリアが素敵です。
洗面所やシャワー室もとてもきれいです。
このハンモックチェアが心地よい揺れです。とある女優さんがお泊りになってテレビで放送されたことにより爆発的に売れたそうです。
雨があがって、空が明るくなってきました。
あっという間に夜を迎えました。月明りがいいですね。今夜は満月かな。
これから、夕飯をいただきます。
直前まで、食事は自炊しようと思っていたのですが、急遽、お願いすることにしました。
食事は、すべてフルコースにて提供されます。
入口付近で調理台を設置し、スタッフの方が料理しながら、一品ずつ提供してくれます。
どれもおいしくて本当に満足したディナーとなりました。
今回も日本酒を持参しました。
遠藤酒造場の「朝しぼり 出品貯蔵酒」です。
こちらは、大好評の「渓流朝しぼり」のもろみを3日長く低温熟成させ、アルコール度を20%まで高めて、
朝しぼると同時に瓶詰めして即氷冷貯蔵したお酒です。
日本酒の本来の旨み・甘み・酸味をバランスよく、最高の状態まで引き出した通に人気のお酒です。
無造作に新聞紙(地元紙)を巻いた包装には意味があり、これは、蔵出しにあたり、光を遮断し、外気温の変化にも対応させるための最高の貯蔵管理方法だそうです。
いつも地酒を購入することにしているのですが、道中の立ち寄り先が長野だったため、こちらを購入しました。
お料理も美味しく、日本酒の相性もよく、すてきな食事時間を過ごしました。
焚火のパチパチ音と、辺りは虫の音しかありません。
今晩は、私たちのみの利用とのことで貸切状態でした。
さて、朝5時ごろ起床すると、昨日とはうってかわり、青空が広がっていました。
おーっ すっばらしい景色だなあ
さて、朝風呂へ向かいますか。お風呂場へ行くには、古民家の前を通り過ぎます。
こちらが、古民家宿泊する場合の棟です。こちら、大家族で宿泊できるようです。
お風呂はヒノキ風呂です。朝は日の光も入って気持ちいい朝風呂となりました。
風呂上りに、キャンプ場サイトを見に行ってみようと、細い山道を登って行くと・・・
広々としたウッドデッキのテラスが見えてきました。
施設内では、いちばん高台に位置しているデッキの隣には、お風呂場やトイレもあります。
広いので、2張りくらいは可能ですよ。
ただ、荷物を持って上がるには大変かも・・
お部屋に戻り、散策してのどが渇いたので、ミカンジュースをいただきます。
こちらは、道中、浜松に立ち寄って購入したミカンジュースです。
9時になり、朝食の時間となりました。
朝食もテーブルのセッティングから始まり、お料理が提供されます。
うーん、本当にお料理がおいしいなあ。
締めに、コーヒーとジェラートでフィニッシュです。
一泊お世話になりましたが、とてもゆったりとした時間を過ごすことができました。
我が家のように愛知県から行くとなると、なかなか大変な場所に思われますが、サービスや施設のこだわりがとても感じられる場所でしたので、是非とも一度は体験してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、基本は駐車場から20分程山を登ることになりますので、送迎をお願いすることをお勧めします。